スイッチ運行で乗務員の負担軽減と自社稼働率向上へ~in小野・小牧~
10月20日(水)~21日(木)納品から、小野営業所輸送課と小牧営業所輸送課合同で取り組みを進めている、小野(兵庫県)⇔小牧(愛知県)間の幹線便(10t車両)でのスイッチ運行を開始しました。これまで、小牧輸送課では小牧で荷積みをして小野で荷下ろし、小野で荷積みをして小牧で荷下ろし、と双方での荷役作業があり、1運行にかかる乗務員の拘束時間も長くなっていました。今回の取り組みで、乗務員の幹線便にかかる拘束時間を削減し、地場配車も組める運行になりました。また、小野輸送課では、これまでフルトレーラと幹線便の稼働時間帯が真逆で、万が一病気などでフルトレーラ乗務員が出勤できなくなったときに、日中帯の乗務員で対応できないため、代替え乗務員が居ない、ということがありましたが、フルトレーラと同時間帯での運行にすることでフルトレーラの乗務員不足の解消につながりました。さらに、早朝納品は幹線便の荷下ろし後、小牧輸送課と同様に地場配送を1便運行できるようなり、自社稼働率向上と傭車費削減につなげることができるようになります。
乗務員や管理者からは「荷役作業が1回分なくなったことで、気持ち的な負担が減った」「夜間のサービスエリアやパーキングエリアは、大型車が多くいるため、スイッチ場所が今後の課題」などの声が上がっています。