環境を守るために

 環境・くらしにやさしい事業を目指して、CO2削減のために電気使用量削減の取り組みの他にも、車両燃料(エコ&セーフティ、積載率向上等)、紙やストレッチフィルム、廃棄物等の削減にも継続的に取り組んでいます。2030年までに2013年比40%削減を目標に取り組んでいます。

  • モーダルシフトの推進

     神戸営業所では、神戸から九州間の長距離輸送をトラックからフェリーの利用へ転換、モーダルシフトを推進することで、輸送力の確保と一層のCO2削減に取り組んできました。この取り組みで、「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」として、認定・表彰されました。

    モーダルシフト
    エコシップマーク
  • 環境負荷軽減に取り組む

     広島冷蔵流通センター、鳥栖冷凍流通センター・尾道流通センターでは自家消費型の太陽光発電の導入を進め、稼働しています。
     配送の使用燃料は、車両の新規入れ替え、積載の向上を進めることによりCO2排出量を低減しています。今後も、積極的に社会情勢に合わせた車両の導入を進めます。

    環境負荷軽減に取り組む
  • 環境へ配慮し乗務職社員の疲労を軽減

     AI を活用した低燃費走行や、低騒音・低振動による乗務職社員の疲労軽減を目的に、環境性能と安全技術を両立したハイブリッドシステム搭載車を導入しています。AI による走行ルートの先読み、最適なハイブリッド制御により、環境負荷低減を実現しています。久喜に配置した冷凍車は走行中に蓄積した電気を用いて、エンジン停止中でも冷凍機駆動が可能となり、休憩や荷待ちの際のアイドリングが不要となります。当社では、順次この車両の導入を進めています。

    環境へ配慮し乗務職社員の疲労を軽減
  • 全長21mフルトレーラの導入によるCO2排出量・燃料量の削減

     関東⇔関西間・関西⇔九州間の幹線便輸送に全長21mのフルトレーラを導入しています。フルトレーラは大型車約2台分(1.8倍)の荷物を輸送することが可能であり、CO2排出量、燃料使用量の削減につながっています。

    全長21mフルトレーラの導入によるCO2排出量・燃料量の削減
  • タブレット・ウェアラブル端末・ボイスシステム導入による紙使用量の削減

     タブレット端末、ウェアラブル端末、ボイスシステムによる入庫・集品作業を展開しており、従来の紙帳票をタブレット端末に切り替えることで、ペーパーレス化を実現しています。
     タブレット・ウェアラブル端末の活用により、作業効率がアップするほか、リアルタイムでの作業進捗管理や、作業時間のデータの収集が可能になるなど多くの利点があり、今後も導入・活用の場の検討をしていきます。
     また、ボイスシステムの導入により、ハンズフリーでの作業が可能となり、ペーパーレス化と作業者の安全確保もすることができています。

    タブレット端末・ボイスシステム導入による紙使用量の削減
    タブレット端末・ボイスシステム導入による紙使用量の削減
  • 入庫予約システムで待機車両を削減

     全国の事業所で、入庫予約システムを導入しています。これは、Webを利用して荷下ろし時間の事前予約を行い、センター到着後にタブレットで受付、入庫ドライバーにはSMSで着床案内が送られるシステムです。これにより、トラックの待機時間が減り、CO2排出量の削減につながります。

    入庫予約システムで待機車両を削減
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