実際の事例で多様な支援策を学ぶ~障害者職業生活相談員研修~
1月26日(木)から27日(金)にかけて、全国に配属されている計16人の障害者職業生活相談員(以下、相談員)を対象に、相談員研修を開催しました。今回の研修では、班員へのサポートなどを勉強したいとの希望で、鳥栖冷凍流通センターの班長も1人参加しました。障がいの有無にかかわらず、「みんなが働きやすい職場」を目指し、相談員以外の社員にも活動が広がってきています。
この研修は「所属事業所での取り組みを振り返り、新たな課題を形成すること」「課題に対する具体的行動を設定し、事業所内で共有化を図る準備をすること」を目的としており、グループディスカッションやケーススタディなどを実施しました。事前課題を用いたグループディスカッションでは、フェイスシートの活用状況など各事業所の取り組みを共有し、問題の整理と課題の形成を行いました。また、ケーススタディでは、実際に相談員が対応した事例をもとに、どのような策が考えられるか、より良いサポートに向けた具体的な討論を行いました。
参加者からは、「他の事業所の取り組みを知ることができ、勉強になった」「自分の事業所でも同じケースが起きることも考えられるので、(今後も)意見交換を行いたい」といった声が上がりました。