個人に合わせた学習を行う~はたらくためのべんきょうかいin桶川~
障がいのある社員を対象として、桶川流通センターで長期間取り組んできた「はたらくためのべんきょうかい」が、今月総まとめとなりました。この「べんきょうかい」は当社に障害者職業生活相談員(以下、相談員)を配置してすぐから開催しており、ジョブコーチ・相談員で始めたものです。
「べんきょうかい」は2018年から始まり、年に4回対象者の集合研修として行っていましたが、現在は現場の業務に合わせ、個人ごとに年3回程度開催しています。内容は毎回違っており、有休の使い方やバスの乗車マナー、目標の振り返りなど、そのときに必要なことをテーマとしています。前回と今回は、仕事で重要となる7S(安全・安心・整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)について学習・復習しました。7Sの一つひとつについて、「けがをしないために、フォークリフトや足元に気を付ける」など、具体的に現場作業に合わせた内容を考えてもらい、確認し、記入してもらうことで大事なことを再確認しました。参加した社員は真剣な表情で取り組んでおり、「次は仕事のスピードアップができるよう頑張りたい」という声も聞かれました。
「はたらくためのべんきょうかい」は、5月から「チャレンジプログラム」として、より人財育成に力を入れた取り組みへと生まれ変わります。