会社案内・CSRレポート 2024 - 株式会社シーエックスカーゴ
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待っている人の笑顔のためにCSR REPORT15 安全・安心のCO・OP商品をお届けする会社として、安全・安心を守らなければいけません。私たちは、取引先や荷主、組合員のために、安全への取り組みを進めています。■セーフティチャレンジ 以前より行っていた、ドライバーズコンテストとフォークリフトコンテストを合わせ、2019年度より「セーフティチャレンジ」に名称変更して開催しています。 安全意識の向上と交通事故防止、プロドライバーとして「当たり前のことを当たり前に、一つひとつの手順を確実に遵守する」ことを目的に、第7回ドライバーズコンテストを開催しました。前大会の振り返りを踏まえ、「安全確認の徹底と安全運転基本共通手順の遵守」、「安全運行のための日常点検の確実な実施」を重点課題とし、全社369人から選抜された16人の乗務職社員が学科・日常点検・運転実技の競技に臨みました。 2024年度はさらに安全に乗務し、技術と知識の向上に向けて取り組みを進めていきます。 また、フォークリフト乗務の安全意識向上のため、「当社で設定している操作手順」の順守状況を確認することを目的とし、第5回フォークオペレーターズコンテストも開催しました。フォークリフト乗務をしている563人の中から選抜された17人の代表者が荷役・点検・学科の競技に臨み、大会で得られた経験やノウハウを営業所へ持ち帰って共有・展開しました。 2024年度はさらに安全を最優先でフォークリフトに乗務し、操作手順の徹底に向けて取り組みを進めていきます。■リスクマネジメント 当社では、発生しうるさまざまなリスクを想定し未然に防止を行い、リスクが発現した場合には、ステークホルダーへの被害・損失を最小限にとどめ再発を防止し、当社および生協の社会的な信頼を保全することを基本の考え方としています。リスクに対する適切かつ合理的な対応を行うため、通常時、緊急時、クライシス発生時の体制を定めています。■重大事故削減の取り組み 物流品質事故の中でも健康被害の原因となる商品の納品や異物混入、組合員配達での大幅な遅れ、セール品の遅配や納品先での作業発生など、危機、重大レベルの事故を減らすことを目標に、リスク管理を強化し取り組んでいます。■運行の安全性を高める 当社では、全車両にドライブレコーダーを装着しています。このシステムで車両の位置・速度・急動作(急発進・急ブレーキ・急旋回)を記録、これらのデータはリアルタイムで営業所でも把握でき、事故防止共育に活用しています。車両の位置情報については、災害時や急な通行止めなどにおいても、乗務員の現在地が把握でき、適切な対応をすることができます。 さらに、2021年1月より保有している全車両(トラクタ・トレーラは除く)に、後退時の接触事故を抑制し、運行の安全性を高めていくことを目的にトラックバックソナーの装着を行いました。このトラックバックソナーは、車両後部の4カ所に超音波センサーを設置し、センサーが障害物を検知した際にバックモニター(もしくはインジケーター)に表示するとともに、警告音でドライバーへ注意喚起を行う装置です。このような最新技術を積極的に取り入れることで、より一層の安全運行に取り組んでいます。■「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言 当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け、自主行動宣言をホワイト物流推進運動事務局に提出しました。SEC.05安全への取り組み

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