現場運用をより良い方向へ~入庫受付・予約システム導入~

 2021年より順次導入している入庫受付・予約システムは、7月21日時点で全事業所のドライDCおよび桶川第2流通センター(くらしと生協)、印西冷凍流通センターで稼働しています。このシステムは今年度、SC/TC業態を含めた全事業所へ導入することとなり、受付システムに関しては上半期中に導入完了を目指して進めています。

 当社では2024年問題(国交省のガイドラインでは、発着荷主事業者に対して、荷待ちや荷役作業等にかかる時間を把握の上、それらの時間を2時間以内と定めるルール化を求めている)への対応のため、「2023年度中に待機時間及び付帯作業時間を含め2時間以内とすることを必達目標とする」ことを方針としています。このシステムを導入することで、ドライバーの拘束時間削減と、構内の待機トラック台数が少なくなることで安全性が高まるほか、入庫状況の報告を求められた場合、即時に提示できるようにデータ集約し可視化することが可能になります。また、受付システムのみ導入の事業所では、今後状況によっては予約システムへの移行の可能性もあるので、その基盤つくりをしています。

 導入した事業所の社員からは、「稼働までは上手く運用できるか不安だったが、電話呼び出しの手間が減るなど、以前よりも楽になった」「受付状態が可視化されたことで入庫状況が把握しやすい」という声が上がっています。

 起案部署の担当者は、「今回のタブレット導入は2024年問題が背景ではありますが、入庫状況を可視化することで現場運用をより良い方向へと変えるきっかけにもなると思います。そのように稼働できるように担当部署としてサポートしていきたいと考えています。」と話しています。

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