障がい者雇用は次のステップへ~障害者職業生活相談員フォロー研修~

 8月1日(火)、2日(水)の2日間に分け、全国の事業所をWebでつないで、障害者職業生活相談員(以下、相談員)計14人を対象に「2023年度上期 障害者職業生活相談員フォロー研修」を実施しました。

  研修では、今年4月1日法改正となった「障害者雇用率」「職業能力の開発及び向上に関する措置」についてや、以前より桶川流通センターにて実施している「チャレンジプログラム」の全国への水平展開についての共有と実施計画、過去の取り組み事例の共有と意見交換、事例発表などを行いました。

 研修講師であるジョブコーチは「準備を重ねてきた取り組みがいよいよ開始となります。これまでさまざまな理由から雇用が難しかったかたがたをフォローし、定着してもらうことが人財確保の上で重要だと考えています。会社全体で取り組んでいかれるようにしたい」と話し、参加者からは「個々のケースで対応が違ってくるので何度参加しても勉強になり、日頃の自分を振り返ることができる」「相談員同士だからこそ分かる気持ちを共有でき、孤独感がなくなる」といった声が聞かれました。

 また、今回は障がい者に関わる社員にとっても活用できる内容との判断から、相談員以外の管理者の参加も可とし、積極的に参加された事業所も多数ありました。参加した管理者からは「しっかりと進めていかないといけないということが分かった。相談員や他の社員と一緒に進めていきたい」という声が上がりました。

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