課題を共有し、解決力を高める~障害者職業生活相談員フォロー研修~

 1月30日(火)、31日(水)の2日に分け、2023年度下期障害者職業生活相談員フォロー研修を実施しました。オンラインで本社と10カ所の事業所をつなぎ、2日間で19人が参加しました。このうち5人が新規選任者で、篠栗冷蔵流通センターは初参加となりました。

 これは「働いている障がい者の今後の能力開発に必要な理解を深める」「チャレンジプログラム継続への課題を相談員同士話し合うことで、課題解決力を高める」ことを目的とし、前期の研修で実施した法改正の振り返りなどを行いました。また、今回は参加者から要望のあった「面談前の心構え」に力を入れており、事前準備の大切さやその方法について学習し、ワークを行いました。

 参加者からは、「面談を行うには、普段からコミュニケーションをしっかりとっていないと難しいと感じた」「事前準備が大事だと分かった。氷山モデルを理解し、水面下の要因にも着目できるようにしたい」「健常者も障がい者も同じように、解決策を提示しても納得いただけない人もいる。伝え方や支援するタイミングが重要だと感じた」といった声が聞かれました。

 ジョブコーチは、「ここ数年、障がい者雇用を取り巻く社会情勢・法改正などが変化しており、先を見据えると雇用の質の向上が最重要課題となっています。質の向上を図っていかれる相談員を育てていく環境を整え、選ばれ続ける企業となることが重要です」と話しています。

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