適切な日常点検で車両不具合の早期発見を~整備管理者研修~

 

  6月17日(木)、関東整備工場と本社にて、「整備管理者研修」が開催されました。全国の営業所から、整備管理者・整備管理者候補の11人が一堂に会し、「日常的な点検方法を学び、認識の間違いがないか改めて学ぶ」「整備管理者の役割を認識し、乗務員が適切に日常点検を実施して車両の不具合を発見できるように指導する」ことを目的に研修を行いました。

実際の日常点検を実践

発煙筒の点け方を確認

 研修では、まず整備工場にて実際の日常点検を何名かに実践してもらい、点検の際の順番や点検項目を改めて確認しました。点検する車両には、あらかじめ2つの不備が用意されており、空気圧の違うタイヤを叩いた時の音の差や、緩んだナットの見分け方を学びました。また、日常で体験する機会の少ない発煙筒の発火方法や、三角表示板の組み立てを実践し、非常時に速やかに行動ができるよう再確認を行いました。

 その後、本社で、日常点検の重要性、整備管理者と補助者の役割などを学びました。一日を通して、参加者が疑問点について積極的に質問し学ぶ様子が多く見られる研修となりました。

トルクレンチでナットを締める体験

ナットの緩みは白い線で視覚でもわかりやすくされているものも

 研修に参加した社員からは、「今後管理者になった時に、乗務員に正しいことを伝えたいと思った」「以前乗務員として働いていたが、今回久しぶりに点検をしてみて改めて点検項目を思い出すことができた。今後も忘れずに身に付けていきたい」「タイヤの溝の確認や、発煙筒の日付の確認等、実際にできていない項目がいくつかあった。改めて気付いたことを、できる範囲で共有していきたい」などの声が上がりました。

学んだことを書きとめて覚える

座学では役割について学んでいく

 

 

 

 

 

 

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